第5段/全7段:調べる

超心理学

超心理学と心理学の違い、100年分の実験が残したもの、いまも決着していない理由。信じる側にも否定する側にも寄らずに並べます。

超心理学とは、テレパシーや予知のように、いまの物理学では説明のつかない情報のやりとりを、実験の手続きで調べる分野です。

このテーマは、たいてい二択で語られます。すごい力が実在するか、全部インチキか。実際の中身はもっと地味で、そのぶん面白いです。統計の取り方をめぐって、賛成側と反対側が30年以上やり合ってきた記録が残っている。

そして、その争いが心理学そのものを変えました。事前登録という手続きが広まったきっかけの一つが、この分野の論文だったんですよね。

このカテゴリには、超心理学と心理学の違い、どこで学べるのか、どんな実験があったのかを集めました。結論を先に急がず、何がどこまで確かめられたのかを、正確に置いていきます。

読む順番

  1. 超心理学と心理学の違いとは?160年の実験が残したものと、決着しない理由

    超心理学と心理学の違いは、対象であって方法ではありません。同じ実験計画と同じ統計を使い、同じ雑誌の同じ号で肯定と否定が並んだ160年。日本でどこまで学べるのかと、この論争が心理学に返したものを整理します。

  2. 超心理学と明治大学|科目名はないが、2026年も開いている授業と、無料の講座8章

    超心理学は明治大学で学べるのか。「超心理学」という名前の科目は、2026年度のシラバスにもありません。ただし中身は「不思議現象の心理学」という別の名前で開いています。担当が石川幹人教授から蛭川立准教授に替わった経緯と、いまも無料で読める『超心理学講座』全8章を、出典つきで整理します。

  3. 超心理学の本|肯定・中立・懐疑の3冊を並べると、自分の傾きが見える

    超心理学の本は、超能力を信じるための本ではなく、1934年の本にまとまった91,174回の試行から2012年の追試まで続く、実験と反論の記録です。日本語で読める肯定寄り・中立・懐疑の3冊を並べ、どれを先に手に取りたくなるかで見えてくる、読み手の側の傾きについて書きます。

よくある質問

超心理学と心理学は何が違いますか。

扱う対象が違います。超心理学は、いまの物理学で説明のつかない情報のやりとりを研究対象にします。手続きは通常の実験心理学と同じです。

超心理学は日本の大学で学べますか。

専攻として置いている大学はありません。研究者個人が所属先で扱っている形で、明治大学の例が知られています。

超能力は実在すると証明されたのですか。

されていません。効果があるとする統合解析と、それを否定する再現実験の両方が存在し、決着していない状態です。

超心理学の記事一覧

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